2003年9月~12月2003-09-10 「ケロミ日記」おかげ様でアマガエルのケロミは元気です。 キレイな薄みどりだったのが在りし日のケロ四みたいに迷彩色めいた貫禄のある色になってきちゃいましたが、食欲旺盛、ウンチも毎日キチンとしています。丸々してきているし。 最近毎日ウチの室内やらマンションの共有部分に小さいクモをよく見るようになって(カエルのために気をつけて見るせいだとは思うんだけど…) 見つけると急いで捕獲(軍手やティッシュでつまむ(;-_-)ゾゾッ)してはケロミのおうちへ。 でもちょっとケロミはヘタクソなので、よくピョンと飛びかかっては逃げられています。 今日は、ケロミが狙いそうな時機をうかがってはクモに霧吹きで水をシュッ。すると動きが鈍くなってケロミが上手に食べてくれる、こんな連携プレーを覚えました。 ケロミったら。♪(*゚ー゚)σ"コノコノッ 明日K兄ィが学校に連れて行くんだって…。 心配・・・ 2003-09-19 「ケロミ危機一髪」 土曜日車に乗って、徳島へのドライブ。 徳島に着くなり、ケロミのエサとりをしようと思っていたK兄ィがムッとしたように 「とくしまって、いなかじゃないじゃない!」 ワタシが「徳島はきっと自然がいっぱいだから」とか何とかいい加減なことを言ったせい。 シティホテルは清潔で虫一匹いやしないし、外もコンクリートで舗装された場所ばかり。 日曜日、遊覧船の船着場の駐車場でチビバッタを1匹。 その日もニンゲン様優先で、心なしかケロミもスネ気味に見えました。 月曜日、淡路島牧場では、芝生に小さい羽虫やらクモやらがいっぱい。 ケロミより小さなアマガエルも発見! 「ケロミをここに放して好きにさせろよ」とダンナ。 ドキドキしながらも芝生の上に置きました。 ホントはこのままバイバイするのが一番良いのかもしれない…と思いながら。 日差しが強いので帽子をさしかけたりしてたら「過保護」と笑われました。 弱っている?のかあまり活発に跳ねたりエサとりするわけでもなかったケロミですが、粉みたいな羽虫を少しパクッとしていたようです。 ニンゲン様優先なのでそれもそこそこに、 ワタシもチビコオロギやクモを捕まえたりして、帰り支度でそいつらとケロミをケースに戻すと、 ケロミはケースの壁をあわててよじ登り、 ケース越しにすがるような目をワタシに向けていました(ように見えた)。 16日(火曜日)朝起きて、ケロミハウスを覗きこむと、 アラ大変! 昨夜はケースの真中あたりに丸まって眠っていたケロミが今は隅っこに、 シワシワに干からびて、枯れた芝くずをかぶって、動かないではありませんか。 その周りや上をコオロギがピョンピョンうろついています。 K兄ぃーーーーーい!! ケロミが死んでるーーー!!! しばらくバタバタバタバタ、お墓を作らなきゃ、ケロ四のところに穴を掘ろう、 いざおそるおそるティッシュでケロミをつまんでケースから出したら、 手の中でモソモソッとケロミが動いた! オオーーーッ生きてる生きてる!! バタバタバタバタ 小さな飼育ケースにキレイな葉っぱを入れて、 ケロミを入れて、新しく浄水機から汲んだ水を多めにスプレー。 コドモ達はほとんどうわの空で学校へ送り出した後しばらくすると、 すっかりケロミは元の姿(身体は丸々して張りが出て、眼がカッチリ)に戻ってきました。 K兄ィが登校前にやろうとした時は食べたがらなかったミルワームを、今度はパクッと食いつきました。 しばし隔離していたコオロギもピンセットでつまんで、差し出してみたら、 すかさず、パクッ! あーよかった・・・ ケロミも旅疲れ? 2003-09-21 「ケロケロ」 昨夜は夕飯を食べに義姉の家に行ったら、ケロミ、(故)ケロ四たちの故郷から、ペットボトル入りのチビガエルが届いてました。(^^;) 何日か前に義兄が(姪が?)持って来たらしい。 (義姉は大阪で仕事をしていて、義兄は数年前から自分の実家で家業を継いでいるので2世帯に分かれて暮らしています。) とりあえず名前をつけました。 ケロケロ K兄ィによると男の子だそうです。(根拠ナシ) ケロミより一回り小さいコで、たぶんケロミがうちのコになった頃と同じくらいかも。 小さい小さいアマガエルは緑が濃くてお尻が小さくてほんとに美しく愛らしいです。 ケロミ(死ぬ前のケロ四)もそうだったのに、いまでは色が渋くなって緑みと黄みが薄くなってきました。 お尻(お腹)はふくれてちょっと不恰好だし。 愛嬌はあるけど。 さて、「オイオイ、エサとり2倍だよ…」と思ったワタシは、K兄ィに『せっかくですが、おじさんちのお庭が一番カエルのためだと思うので、連れて帰ってあげてください』って言ったら?、と言いましたが、 「やだ~、飼う~」とせがむので、ケロミには久しぶりのルームメイトです。 今日はK兄ィのおもちゃ箱にたまたま極小のクモがいたのでそれをケロケロに、玄関の外に中型がいたのでケロミに、一番小さいミルワームをケロケロに、普通のをケロミにやりました。 そんだけ気を遣ってやった(?)せいか、なかなか友好的に暮らしています。 昼間には一度、2匹は向かい合わせに座り、ケロケロがチョンと寄って、片手をケロミに触れてみたりしていました。 きのうから雨のせいか急激に秋の気配。 もう長袖を着ずには寒くて居られません。 ワタシはこのコらを冬越しさせる自信がありません。どうしよう・・・・ 2003-09-25 「食いしん坊ケロケロ」 新入りのケロケロはとても元気で、 食いしん坊です。 先輩ででぶっちょのケロミはケースにクモを入れてやっても上手に捕れなかったりしますが、 ケロケロは目ざとく見つけて素早く飛びかかります。上手いもんです。 最近2匹に、最低食べさせているものは ミルワーム(小鳥のエサとして売っているカブトムシの親類の幼虫)を1日に3~4匹 あと機会のあるごとにマンションの階段を隅々見まわしクモを探します。それは1日に0~1匹ずつ。 今週月曜には剣道場のそばの草むらで小さいガやハエが捕れたので、これを習慣にしようかと思います。 (でも飛ぶ虫をカゴに入れたり、それをカエルに与える作業はタイヘンなのよね…) ケロミは、こんな乏しい食料に慣らされてるのかおっとり構えて(るように見え)るけど、 ケロケロは、いつでもお腹ペコペコ。 ケース越しに指をちょこちょこ見せると食いつこうとする(^^;)し、 時々霧吹きしてやるときには、羽虫に見えるのか、口をぱくぱく開けます。 (おもしろがってK兄ィが何度もやる…) きょうは大雨。 虫捕りはむずかしそうだなぁ・・・ 2003-09-28 「鳴き姿ついに目撃」 前のカエル日記に、 故ケロ四とケロミのどちらかが、 時々「チチチ」とか「キキキ」とか鳴いたような気がする、ということを書きましたんですが、 ケロ四が死んでケロミひとりになってからは、 しばらく声を聞かなかったのです。 「ってことは、ケロ四が鳴いてたのかもね」と 息子と話しておりました。 そして最近ケロケロが家族になって1週間ほど経った今夜、さっきです。 「キャキャキャキャキャ」(と「チュチュチュチュチュ」の中間みたいな声) と鳴くものあり。 オッ?と振り返ると、 ケロケロが鳴いている現場を目撃しました。 その後すこしおいて2度も。 今日は日中から2匹は、近くの葉っぱの上に寄り添うようにして座っていることが多くて、 今も鳴いているケロケロのすぐうしろに ケロミはチョコンと座っていました。 ケロミは起きているように見えましたが、 鳴いてるケロケロの方は、 なんと、ぐっすり眠っている様子! (黒目が、普段は2ミリくらいのまん丸なんだけど眠ると針の先みたいに点になるのです) 寝ぼけて鳴いているのか???ケロケロ 鳴くのはオス?(知らないけど) としたら、 「ケロ四とケロケロが♂、ケロミは♀」説を唱えるK兄ィの勘は当たっているのか? 2003-10-03 「ケロケロ鳴きまくり」 夜中に寝ぼけ鳴きするケロケロ、 最近では日中も思い出したように鳴くようになりました。 日中は目玉黒々とさせて(起きてる)鳴いてます。 早朝(というか明け方)にいっぱい鳴いたらしく ダンナが「迷惑だ」とこぼしていました。 ワタシとダンナが何度も声を聞いたあともしばらくコドモらは聞けずに K兄ィはやはり「ずるーい」と言ってましたが ついに、きのう、 現場を目撃しました。ヨカッタネ、K兄ィ 結構まぬけな声で、笑えます。 K兄ィも一生懸命マネしようとしています。 「シャーシャーシャーシャー」 たとえば「今鳴いたのどっちか見た?」とワタシがダンナにきくと 「ケロケロちゃんのほう」とかって、 ダンナも「ケロミちゃん」とか「ケロケロちゃん」とかって呼ぶので、 「おとーさんもすっかりカエルが可愛くなったんじゃない?」ってきいたら、 「まさか。トンデモナイ」とかって言ってるけど、 よく、のぞきこんで、霧吹きなんかしてやっています。 (*^m^*)プッ 2003-10-08 「食欲減退?」 みんな元気です。 が、カエルたちは今日はいまひとつ元気がなく、 食べるムシもいつもの半分です。 ワタシは勝手にカエルの気持ちを想像。 きっと、寒いのです。 明日、ホットカーペットをしくことに決定。 2003-10-09 「ホットカーペット」 昨日の公約(ちゃうか)どおり、 今朝ホットカーペットを敷きました。 今日も大阪地方は寒かったです。 カーペットの上に直接は心配なので、 今までそうしていた通り緑色の絵本の上に飼育ケースを置きました。 温度計もあったのでケースの横に置いておくことにしました。 きょうは27度くらいに保たれていました。 昨晩寝た時から位置がほとんど動いていなかったケロケロとケロミですが、 昼頃には少し移動したりして心なしか、 動きが活発になった…ようなそうでもないような。 食はやはり細いですけど。 やっぱり冬モードなのかな。 なかなかアマガエルの飼育方法などの資料が得られない中、 だいぶ前から参考にさせてもらっているサイトで、 アマガエルを飼育した記録があるのですが、そこに 冬場は温度湿度管理が難しいので起きていてもらうことにしました、という事が書いてあったので、 うちも、そのようにしようかなぁと思います。 ホットカーペット24時間つけっ放し…? 2003-10-11 「ケロケロの声」 何気なく冬モードになった様子のケロミとケロケロ 心配なくらい小食で、 特にケロミは朝ミルワームを1匹食っただけで1日過ごしたりしていますが、(差し出してもイヤそうにぷいっとする) でも元気は元気そうです。 暖かくしておいてるせいか、ケースの上の方から葉っぱの上とか、葉っぱを活けてる瓶の中のほうに隠れたりとか、時々位置を変えています。 ケロケロは相変らず時を選ばず鳴いています。 (やはり寒いと鳴かないみたいでカーペット敷く前の2日間くらいは鳴きませんでした。) ケロケロの声はついこの間は「シャーシャーシャー」と「チーチーチー」と「キーキーキー」の中間みたいな声だと思っていたけど、 最近は「ギョギョギョギョ」みたいな「ゲゲゲゲ」みたいなカエルらしい声に変わってきたみたい。 鳴く時は全身を震わせて鳴くのでちょっとしたみものです。 ふだんものど袋がぷくっとふくれています。 動きが鈍いだけかもしれないけど、 ケロミもケロケロも背中を指で撫でてもジッとしています。 今日はふたを全開にしてお掃除しても平気な顔していたし。 慣れてきたのかも。 少しでも穏やかに楽しく過ごしてくれるとうれしいな、と思いながら日々お世話をさしていただいております。 2003-10-16 「ケッコーうるさい…」 カエルのおうち、今日はだいたい温度を26度くらいになるように見てました。 ケロケロはミルワームを朝1昼1夕1匹くらい ケロミは朝1だけ食べました。大丈夫か? ケロケロはアマガエルらしい緑色も鮮やかにいかにも健康そうに見えます。よく動いてます。 プールにも今日は夜遅くつかったし、真っ黒なウンチもちゃんとしてる。 ケロミは、それに比べると動きは鈍くて、ちょっとしなびたような感じに見えはじめたけど、 さっきケロケロに続いてプールに入りに来たしウンチもしてたので少しホッとしました。 それにしても、ケロケロの鳴き声、ちょっとウルサイ。 昨夜は明かりを消してワタシがふとんに入った途端に、いきなり 「キョキョキョキョキョッ」を3連発くらいして、寝入りそうなところにギョッとした。 夜中は静かなのでけっこう響きわたります。 朝方も鳴くし。6時半以降にしてくれる? 2003-10-19 「ふてくされカエル」 今日は早朝からK兄ィの剣道の「出稽古」で遠出をしたので、 ニンゲン達の朝食もそこそこに済ませる状態で カエルたちにはガマンしてもらいました。 夕方帰宅して、さっそくミルワームを給餌。 最近いつも食の細いケロミは素直にパクッ! いつも食いしん坊のケロケロは…? 隅っこで半分寝ているような顔をしていましたが、 (いつもは眠っていてもエサをちらつかせると食いつくのに) 知らん顔。 すぐ食べてくれないのでムシをピンセットから緒としてしまい、 ケロケロの顔の上にムシが乗っかってしまうと、 「なんだぃ!うっとうしい!」てな顔つきをしています。 そうなると何度ムシを拾って口元にちらつかせても、無視! 今度はムシがのど元に落ちてしまい、(どんくさいワタシ) ゴメン!と言ってケロケロを手に乗せてムシをどけようとすると、 いやがって(?)ワタシの手を伝ってどんどん登って来ちゃいました。ケースの外へ。 ワタシのシャツの袖にシッコをかけてちょっとパニックのケロケロ。 ケースに戻し、給餌は後回しにしました。 数時間後、ケロケロが「ギョギョギョギョギョ!」と鳴いてそわそわしたので、もういいかなと思いムシを差し出してみたら、 立て続けに2匹、ピンセットをわしづかみにする勢いで食いつきました。 お腹へってたんだね。やっぱり。 (GAMERさんへ) 蚊やハエは理想的なエサの一つらしいんですが、なにぶん捕まえたり与えたりするのがとてもむずかしいのです。 学校なんかで研究する専門家は、吸虫管という装置を使って捕まえたりするそうなんだけど、ワタシにはできない・・・・ ずっと前メロンをいただいて「ハエが来る!」と喜んだワタシでしたが、 悪臭の元を作っただけで、収集と培養への挑戦に見事に挫折しました。 今日もバナナに寄ってきたショウジョウバエを恨めしげに見るぴんげであった。 クモもここ1週間見かけないのよね。 寒いと出てこないのかしら・・・? 2003-10-21 「カエルの鳴きざま」 「キョキョキョキョキョキョッ」 時々、突然けたたましく鳴くうちのケロケロ君の鳴く姿をじっくり眺めることができました。 のどの袋が大きくふくらみ、キョキョにしたがってヒクヒク拡縮します。 それと同時に身体じゅうを揺らすので、 身体じゅうで鳴いているようです。 葉っぱの上に乗っている時には葉っぱがゆらゆらするので面白い。 そして【重要】口は開いていません。 鳴く時は2~3回繰り返して鳴くことが多いので、2度目に鳴く時にはのどの袋がぷっくり膨れています。 K兄ィは「鳴き袋」と呼んでいます。 それをきくとワタシはなぜかマリリンモンローを連想する・・・ それは泣きボクロでしょ・・ 2003-10-26 「故郷のカエルたち」 義兄さんの田舎の家(職場でもある)は、高速で1~2時間行ったところの山里で、うちのカエルたちの故郷です。 (ケロミだけはそこの最寄の料金所の構内ですが。) 故ケロ四、ケロチビ、カニに食われた哀れなカエルさん、 そしてケロケロ君。 彼らの同胞たちは、今も庭で暮らしているそうです。 義兄(うちの子らにむかって)「カエル、もう茶色くなったんとちゃうか?」 ケロミはそうです。 ケロケロはいまだにみどり色。(同じケースに住んでいるのに不思議。) 義兄「オッチャンとこのカエル、みんな大きくなって、茶色くなっとるで。」 フムフムまだ冬眠していないんだ・・・。 もっと寒くなったら田んぼの方の湿地っぽいところに移動してもぐるそうです。 それを聞いたダンナ。 「ホットカーペットは消せー。」 「今晩から寝る時はK兄ィの部屋だ。」 「義兄サンとこのカエルは外で生きてる。大丈夫。さむない。」 はいはい。さっそくケースをお引越し。 ダンナ「やったー!これで鳴き声で起こされない。」\( ̄∀ ̄*)ニンマリ 2003-10-29 「ケロケロ寒そう…」 夜間は暖房なしの子供部屋に置くことになったカエルですが、 しっかりケロケロは真夜中に鳴いています。 でもそれって、居間と壁をへだてたワタシの寝床まで聞こえるってことだから、 すごい声量ではないかと…。 元気かも。 でも、最近ケロケロは元気がありません。 昼間ずーっとケースの上の方にかくれるようにして貼りついて、 ミルワームも1日1~2匹、寝ぼけながら食べるだけです。 食べ方もヘタクソ。(≧ε≦) ケロミの方はわりと元気。 寝てる時間も長いけど、エサの時にふたを開けたら脱走したくなったらしくて目がまん丸に輝いていました。ゆうべは実際脱走してたし。 ケロケロ寝すぎ。 (実は夜中に起きてる?)(腹へった!って鳴いてたりして) 2003-10-29 「鳴きまね」 久しぶりに(この土地では初めて) 図書館に行きました。 子供向けの書架に直行し、カエルの本を探すワタシ。プッ さすが市の図書館。K兄ィが小学校で借りてきた本もあったし、学校になさげの本が3冊もありました。 どれもとてもためになりました。 「はちゅう類・りょうせい類 家や学校で飼ってみよう」によると 『秋が深まり、えさを食べなくなってきたら、冬眠させる用意をする。(中略)ミズゴケや土が乾かないようにする。冬ごしの容器は、気温が5~10℃の、静かなところにおいておく』 ウーム。ミズゴケ?土?どこで入手できるのかな。 「ふしぎいっぱい カエル」によると 『毎年、新しい種類のカエルがたくさん発見されます』 『オーストラリアでは、ホワイトアマガエルがよく家のおふろ場にいます。』 そして 「アマガエルとくらす」は、 しろうとの主婦の方が、ひょっこり家にやって来て自分で居付いたアマガエルとの14年間について、つづったものです。 14年も生きるんだって。 でも、お庭に自然農法の畑がある、すばらしい環境のもとでの幸せなカエルさんのお話。 我が家のような環境では、たとえ冬越しに成功しても長生きできそうにないなぁとため息がでました。 それにしても、そんな、カエルもニンゲンも幸せなふれあいができるなんて、羨ましいです。 「アマガエルとくらす」でもお母さんが包丁トントンやったり近所で家を建ててたりすると、カエルが『カカカカ…』と鳴くことが書かれていましたが、 「はちゅう類・りょうせい類 家や学校で飼ってみよう」でも同様の記述がありました。 『カエルが鳴くのは、おもに、繁殖期にオスがメスをよぶためだが、アマガエルのオスは、繁殖期以外でもよく鳴く。(中略)飼育していると、台所で包丁をつかう音や、遠くで釘を打つ音などにも反応して、鳴くことがある。』 やっぱりケロケロはオスなのね。 で、ケロケロは、 ワタシやK兄ィが 『ギョギョギョ(とギャギャギャの中間みたいな声)』と鳴きマネをすると、 つられて鳴いてました。(爆) 2003-11-03 「元気いっぱいな故郷のカエルたち」 1泊で、義兄の実家に行って来ました。 そうです。ケロケロの故郷へ。 隣町の義兄なじみの焼肉屋さんへ連れて行ってもらい、すき焼きをご馳走になったんだけど、 そのお座敷がガラス張りになって外に面していて、庭っぽく作ってあるんだけど、 そこにアマガエル君たちが、 見えるだけで4匹、思い思いの格好でおりました。 サッシの枠に座って右へ左へ行ったり来たりしている、小さな『ケロ松』(その場でT坊が命名)、 うちのケロミ達よりひとまわりくらい大きな、 2匹はガラスに貼りついて、上に登ったり逆さに下がったり、鉄の棒に飛びついて上り下りしたり。 もう1匹は小さくて木にとまっていました。 おかげで、すぐにお腹がいっぱいになってしまったK兄ィとT坊は退屈せずに済みました。 それにしても、見ているとエサの宝庫で、 ひっきりなしに羽虫をぱくついています。 食後、義兄の家に行くと、家の窓の光を求めてか、羽虫や蚊がたくさん窓に集まって来ています。 アマガエルもあちこちでエサ捕りしています。 秋も深まる中まだまだ元気です。 胸の傷むワタシ… ケロミやケロケロはここで暮らすのが幸せなんだろうなぁ… 出発前から何度もK兄ィに「放す?」と問い続けていた母サンですが、 とても別れるに忍びないのは同じなのでした… (ミルワームも買ったばかりだしサ) さて、朝お庭に出てみると、カエル達の姿は見えないのですが、時々競い鳴きしています。 屋根とか樹の上の方で。 K兄ィも鳴き方競争に参加していました。 2003-11-12 「半冬眠状態」 今日は2週間ぶりに図書館へ行き、前回借りた小説1冊とカエルの本3冊を返しました。 そしたら、また別のカエルの本があったので、 新たに4冊借りました。 これらの本は前回見かけなかったので、近所のどこかの子も、カエルの本を借りているのかなぁと思いました。 その子も飼っているのかしら…。 それともワタシのようなカエル好きの変なオバサンかも…(爆) 今回の収穫。 *カエルが鳴くのはオスだけです、と初めてはっきり書いてあるのを読みました。 産卵期にはメスを呼ぶため、それ以外はなわばりを知らせるため、らしいです。 *カエルの活動と温度の関係が図に描かれていまして、それによると、 15~25度 元気に虫を捕る絵 25~34度 暑くてのびている絵 9~15度 寒くてブルブル震えている絵 0~9度 土の中で冬眠 34度以上と0度以下 天使の輪をつけて昇天^^; となっています。 うちのケロミとケロケロは、先月26度くらいになっている頃からおとなしくなりミルワームも1日1~3匹食べるくらいになってきて、 今は25度を下回ることが多くなってここ数日は心配になるぐらいエサも食べず眠ってばかりいます。 故郷の仲間たちは戸外で元気いっぱいにエサ捕りをしていたので、 うちの子たちは環境が変わってずいぶん天然の子より元気がなくなってしまったのでしょうか。 温室育ちみたいになったか…。 *2002年刊の「ずら~りカエルならべてみると…」という本によると日本には43種のカエルが生息しています。本州にいるものは17種だけど。(あとは離島とか北海道とか。特に沖縄方面の亜種の多さには驚きます。) ちなみにうちの子たちは「ニホンアマガエル」 この本は、いろんな種類のカエル達が、タイトル通りずらりと、前向きのポーズや、オタマの顔や、真後ろからのショット、手だけがずらり、足だけがずらり、といった具合で並んでいます。 すごく楽しくて、笑えます。 並んでいるだけで、愛嬌たっぷりのカエル達。 写真が鮮やかで、スタジオでポーズとりました然しているカエルさんは、どこかマンガチックで、苦手な人も楽しめそう。 さて、上にも書いたように最近ケロミとケロケロはおとなしく、 特にケロミは、目が見えてないのか?と感じるような動きをすることがあります。 ミルワームを食べようとして口をあーんとするのに何度も失敗したり、 飼育ケースの上のほうの壁から落ちたり、 プールから上がろうとしたりする時に何度も滑って仰向けにひっくり返ったり。 慌てふためく姿は可愛いけど、なんだか心配。 ケロケロは、壁面にとまってここ数日寝てばかりで、しかもしかめっ面です。 ミルワームをやろうとして口元をつつくと、迷惑そうに目を引っ込めて、顔中平たくして眠り続けています。 ピンセットをつかむほど食いしん坊だったのに。 まだまだ冬は長いのに、もう冬眠したら早過ぎないかしら・・・。 土とかはばい菌とか薬品がありそうで、なしで過ごさせたいと思い、プラケースの中は葉っぱとかティッシュが散らかしてあるだけなんだけど、うまく行くかなぁ。 そうそう、本日放送のフジテレビ「トリビアの泉」で、 『ワン、と鳴くカエル』が出ていました。 何という種類の子だったっけ? 新種かも、ということでした。 ほんとに『ワン』て鳴いてた。カワイイ 2003-11-19 「カマキリ誕生!」 登校支度をしてまさに出かけようとしていたK兄ィが、 「おかーさーん!カマキリがー!」 ひぇ~~~オロオロ(( ( ̄_ ̄;)(; ̄_ ̄) ))オロオロ 子供部屋に置いてあったカマキリの卵が、今朝なぜかかえってしまったのです! 入れておいた飼育ケースはふたの網目が粗いため、 ものすごい数のチビカマキリがゾロゾロゾロゾロ出てきて、カーテンを登り、天井まで登ったヤツまで…。 卵は、先日義兄(カエルの故郷の)からもらった 枝豆の枝にくっついてたやつで、 春になったら孵化するから観察しよう、とK兄ィがとっておいたものだったのです。 暖房ッ気はないので大丈夫かと思ってたら、 春を待たずにかえってしまった…。 母子でパニック寸前でしたが、気を取り直してK兄ィは学校に送り出し、私は古ストッキングと軍手を用意して赤ちゃんカマキリ達を集めはじめました。(T坊は朝ご飯中) とりあえず、つかまえたヤツはジップロックに閉じこめて、冷蔵庫へ。 古ストッキングは、卵の枝とまだ外に這い出していなかったチビカマの入った飼育ケースにかぶせます。 まだ茶色の泡が残っているからまだかえりそうな感じ。 小さいくせになかなかすばしっこいヤツラです。 たぶん2~3匹くらいは子供部屋にひそんでいることだろう…。しーらない。(爆) さっそくカエルにやってみます。 ケロケロはちょっと大儀そうでしたが、3匹くらい食べました。 ケロミは今日はネンネの日。 昨日、おとといと2人もとい2匹ともずっと起きてる日で、 ミルワームを少し食べたり飼育ケースの外を探険したりしました。 最近は1~2日起きて2日眠りこけるという、まるで先ごろ亡くなった本郷かまとおばあちゃんを思わせるような生活です。 元気なとき、ケロケロは外に出たがります。 K兄ィとワタシは時々おもしろがって「探険」させます。ケロミも。 さて、本当は春になって、生まれてきたチビカマ達をカエル達が生き生きと捕食するさまを見るのをワタシは楽しみにしていたのですが、 (K兄ィにそれを言ったら少しショックだったみたい) ちょっと予定が狂いました…。 ケロミも冬に卵産んじゃったりして…?? 2003-12-05 「カエル in アリーmy Love」 ケーブルテレビで「アリー」の第2シーズンを観ています。 先週から、事務所の共同経営者でもあるジョンケイジがペットのカエル=ステファンを連れて来ていて、ちょっとした騒ぎになります。 アメリカアマガエルの成体で子供の握りこぶしくらいはある大きさで、トイレに出没。 事務所スタッフはパニックで誰も触れない。 超おかしくて、可愛かった。 しかしあれぐらいになると、エサはタイヘンだろうな・・・ゴキブリとか、コオロギとか・・・ うちのニホンアマガエル達は、相変らず2日くらい寝て1日ウロウロして虫を食べる、といった緩慢な生活です。 ケロミのほうは1日おきくらいかな。 ケロケロは起きると、ケースを出たがって(というか「おさんぽ」させると戻りたがらずに世話を焼かせます。)K兄ィはそんなケロケロを頭にのせて歩くのがお気に入り。 ケロミのほうは、ヨタヨタ転んで心配です。 ケースに戻すとホッとしたように帰って行きます。 2003-12-23 「半冬眠のカエルたち」 最近のケースの温度は19~23度くらいでしたが、ケロケロは特にそうだけどケロミも「今日はずっとネンネの日」ということが多くなりました。 ケロケロは、プラケースの角の壁面に貼りついて眠りこけるのが好きです。 ケロミは、枯れた葉っぱの上とか活けた葉っぱの陰とか、使わなくなったおもちゃのはしごの上とかにうずくまって眠るのが好きです。 ケロミは比較的よく起きて、プールに入ったり、お腹の減った様子を見せたりします。 なぜそう思うかというと、 紙コップを浅めに切ってそこにミルワームを2~3匹入れておいたりすると、 目覚めたケロミがはしごの上などからもの欲しそうに見つめているからです。 ケロケロなんかは知らないうちに起きてその中のワームを2匹ぐらいパクッと上手にやってるのだけど、 ケロミは秋口ごろから調子が悪いのか、上手にパクッとできないのです。 昨夜なんかはプールのふちに上がりつつワームを見つめ、飛びあがろうとして後ろに背中からプールにひっくり返ってバタバタ慌てる、という事件が…。 どうしたの?!と手を出すと指に飛びついて離れない。ワタシも過保護だがケロミも情けない…。 4~5日前はケロミにピンセットでワームをやろうとしたら上手く食いつけないので、ケロミをケースの外に出して顔の前にワームを転がしてやったら食いつけたのに、 今日は同じことをやっても、飛びつこうとして何度も失敗して、しまいにあきらめてしまいました。 こんなに寒くなっても時々蚊が見つかることがあって、1週間前くらいには夕方暖かかったせいか外階段に蚊がたくさん飛んでいました。 寒いからか、とろいワタシが手でパッとやっても捕まるぐらい、蚊も動作が鈍くて、6匹くらいまとめて捕まえてケロミにやりました。うれしそうにぱくついていました。(その日ケロケロはネンネの日) もっといないかなぁ、蚊。 ケロミは、目がよく見えないのか、足がうまく動かないのか、その両方か、という感じです。 餌が悪いのかな。カルシウム不足とか。 ケロケロは、起きている時は元気で、お散歩させると一応上手にジャンプします。 心配なケロミです。 ケロケロは、時々鳴きます。 起きている時に、ワタシが「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」と鳴いてみたらケロケロは無反応でしたがK兄ィが「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」と鳴いたら ケロケロったらのどの袋をふくらませ、「カカカ…」と鳴いたではありませんか。 何度やってもワタシには反応せずK兄ィに反応します。スゴ・・・ ケースから出した時に、ワタシがちょっとだけ力を入れて手の中にケロケロを包み込んだら、 指の穴から顔を出そうとして「キュッ」という声を出しました。かわいい!と何度もやってK兄ィに叱られました。 ケロミでも、そっとやってみたら、「チュ!」と鳴いたのでそれにはちょっとビックリです。 ケロミはどうやらメスで鳴かないもんだと思いこんでいたので。 苦しければ鳴くのね。 ゴメンネ!カエルたち。 2003-12-31 「大晦日」 義兄の家のカエルさん達はもうすっかり地中深くもぐって冬眠しているらしく静まりかえっています。 冬眠していないケロミとケロケロには寒いだろうと思ったので大阪の我が家に(ホットカーペットつけて…)置いてきました。 明日よりは、3泊4日の間心配なので、一緒に新幹線の旅です。 ジャンル別一覧
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